①丹南ブロック テーマ「食育チャレンジを活用した マナー指導の進め方について」 |
発達段階に応じた食事中のマナーや姿勢につい て、1年間研究してきた取組が発表されました。 様々な指導方法や教材が紹介されたなか、どこに でも売られているような安価なもので作ることが 出来たり、子どもたち自身が操作しながら体験できる 教材が紹介されました。 実践において、子どもたちが主体的に学習できる ように環境を整えることで、指導のねらいに対する 効果が現れてきたことから、今後も継続的な指導に 取り組む必要性が感じられたとのことでした。 |
②特別支援ブロック テーマ「食育チャレンジを使用した 食に関する指導の進め方について」 |
特別支援学校は知的、身体的に合理的配慮を要する児童生徒への教材とするために、さらに様々な 教材の工夫や指導方法の研究が必要になります。 そこで指導者が、自己の指導方法が適切であったかどうかを振り返るチェックシートを使った事例研究 の発表がありました。 |
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また、児童生徒の食への興味関心を高めるため に、チャレンジ問題を使った立体的な教材や掲示物 など、子どもたちが触れて体験できる教材の紹介も ありました。彩りが鮮やかだったり、答えが「◯」「×」 でわかるように工夫がされていたりと、興味をひか れるものが多く、行動の変容を図る入り口として 効果的だったとのことでした。 |
**仁愛大学 講師 坂本達昭 先生 |
「教育環境改善」は健康教育を進める上で、食育に興味がない人たちにも興味を持たせる良いきっかけ となります。また、指導を進める上で、目に見えない現象をイメージできるように、目に見える形で示す工夫 も効果的です。 子どもたちの小さな成功体験が積み重なって、全体の集団が良くなっていくことへつながっていきます。 実践後の評価については、前後を同じ人物が同じ評価項目にそって、測定が可能なものにしておくと、 今後に進歩させやすくなります。 |
**県教育庁スポーツ保健課 主任 堀江久美恵 先生 |
主体的、対話的で深い学びであるアクティブラーニングを取り入れた形になっており、新学習指導要領に そった指導方法で、とても良い発表でした。また、昨年度の反省を踏まえて、今年度の目標や観点にそって 取り組んでいる様子がPDAC様式にあてはめて表されており、大変分かりやすかったです。 課題を克服させるための指導計画にそって、今後とも食育チャレンジを使用しながら食育の推進に努め て欲しいと思います。 |